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弘前高校1年生が「本の甲子園」で進出 部活動との両立、素顔に迫る

成田慶之さん

成田慶之さん

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 弘前高校(弘前市新寺町)1年生の成田慶之さんが8月26日、「第5回全国高校ビブリオバトルin仙台」(活字文化推進会議主催)で優勝し、来年1月に東京で行われる全国大会に出場する。

 「全国高校ビブリオバトル」とは別名「本の甲子園」とも呼ばれ、高校生が1人5分間という持ち時間に本の魅力を紹介するというルールで、一番読みたい本を会場の投票によって決める大会。同大会では東北六県から15人の代表者が出場した。

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 弘前高校では授業の一環として、1年生全員が参加し、ビブリオバトルを行っているという。成田さんが紹介した「月を盗んだ男 (NASA史上最大の盗難事件)」は授業をきっかけに出合った。「題名に引かれて選んだ。実際に読んでみると冒頭から予想外の展開があるのが印象的。スピーチでは面白さを伝えるために、印象深かった点をどのように利用し相手を注目させるか苦労した」と話す。

 成田さんは小学校から野球を始め、現在も野球部に所属している。同大会への出場が決定してからは、部活動の合間に時間を作り、スピーチの練習などを続けた。「ビブリオバトルに本気で取り組むと部活動に支障をきたすのではないかと考えていたが、東北大会で出場したことで味わった緊張感は、部活動にもつながる良い経験になった」と振り返る。

 大会に向けて、自宅では自分で時間を計りながら自主練習を行い、学校では担当の先生と練習した。「スピーチの際には、話すスピードや抑揚、言葉遣いなどに気をつけた。特に顔の表情は重要だと教えてくれた」という。

 成田さんは「自分のスピーチはほかの人とは違う自分だけのものだから、自信をもって落ち着いてスピーチができるように頑張りたい」と意気込む。

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