津軽弁の「難しすぎる」交通安全看板がリニューアル 新作4枚お披露目も

新しくなった看板と青森県交通安全協会・和徳支部交通安全協会の原田利昭さん

新しくなった看板と青森県交通安全協会・和徳支部交通安全協会の原田利昭さん

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 「難しい」と話題の津軽弁で書かれた交通安全標語の看板が5月13日、新しくなり、新作4枚とともにお披露目された。

今年の交通安全標語(1)「つけらっと 信号無視して 行けばまね」

 津軽弁で書かれた交通安全標語の看板は、青森県交通安全協会・和徳支部交通安全協会が10年ほど前から始めた取り組み。現在、弘前市立城東小学校(弘前市大久保西田)学区に約50枚を設置している。

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 代表作「うぬうぬど けんどわだれば ひがれるろ」は、「急いで道路を渡ると(車に)ひかれるよ」の意味。すべて津軽弁という標語は「県外人には難しい」とメディアでも度々紹介され話題となっている。

 同支部の原田利昭さんによると、交通安全標語は毎年4月に進級した6年生が考えた標語の中から4作品を選び、看板として製作しているという。「近年、標準語の標語が多くなる傾向にあったため、今年は津軽弁を使った標語で考えてもらうようにお願いした。身近な言葉である津軽弁の方が興味を引いて交通安全につながるのでは」と原田さん。

 新しく加わった4作品は次の通り。「つけらっと 信号無視して 行けばまね(しらっと何食わぬ顔して信号無視して行けばだめだよ)」、「おめだぢよ さしねぐすれば ぶつかるや(君たち、うるさくしているとぶつかるよ)」、「きまげでも あらげね運転 せばまいね(イラっと怒って危ない運転してはだめだよ)」、「はかめいで 歩けばあぶね 周り見て(急いで焦って歩いたら危ないから周りを見て)」。

 4作品は同日に、同小学校校門の隣に並べて設置された。「力作ばかり」と満足げに語る原田さん。

 「『うぬうぬど』の看板は今年、新しく作り直した。本来であれば古くなった看板は順に撤去し、新しい看板と差し替えていくが、作品としての完成度と話題性から殿堂入りとして残すことにした。また話題になれば」と笑顔を見せる。