ヒロロ(弘前市駅前町)内の弘前市民文化交流館ホールで3月30日、2回目となる「ヒロロ寄席」が開催された。当日は、高座に上った春風亭一之輔さん目当てに150人近い落語愛好家が集まった。
ヒロロ寄席は2月3日、柳谷喬太郎さんを招いて1回目が開催された。2回目となる今回、一之輔さんが演じたのは「牛ほめ」「粗忽(そこつ)の釘(くぎ)」「花見の仇討」の3つの演目。2012年に21人抜きで真打ちに昇格し、全国の落語ファンから注目を集めている実力派ならではの味のあるはなしに、会場は笑いに包まれた。
主催する「弘前落語ふぁん倶楽部」代表の川村正弘さんによれば、「今回会場に駆け付けたお客さんの中には、秋田や盛岡、さらに東京からお越しになった方もいた」という。
第3回は柳亭市馬さんを招いての独演会となる。8月31日、同ホールで開催の予定。