弘前経済新聞

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弘前のソウルフード「中みそ」がチルド商品化 県内外から問い合わせも

自宅用「中みそ」(2食入り)

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 弘前の百貨店「中三(なかさん)弘前店」(弘前市土手町)のみそラーメン「中みそ」が10月12日、チルド商品化した。

弘前のソウルフード「中みそ」

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 同百貨店地下階にあるフードコートで40年以上にわたり弘前市民のソウルフードとして愛されてきた「中みそ」。創業120周年を迎える同百貨店と創刊70周年を迎えた陸奥新報社の共催企画として商品化した。

 中みそは、2006年に閉店した中三五所川原店のフードコートで1969(昭和44)年から販売が始まった。「焼き干し中華そば」に慣れていた津軽エリアの住民に受け入れられるみそラーメンにするため、販売を開始した後も試作を繰り返したという。

 現在の中みそは1971(昭和46)年にオープンした同百貨店と同時に販売を開始。当時は弘前市民に支持されなかったため、スープのベースを白みそから赤みそに変更し、鶏ひき肉を合いびき肉に、白だけだったコショウも白と黒に変えた。以来、弘前の中みそは学生を中心に、支持を得られるようになったという。

 現在では帰省の度に立ち寄るといったファンも多い。中三の営業企画課・樋口貴彦さんは「情報を公開したところ、SNSでは過去に例を見ないほど多くの人に拡散し、県外からも問い合わせがある。今後はインターネット販売といった形で提供できるような仕組みも検討していきたい」と話す。

 価格は390円。同店地下階食品コーナーで販売する。同日には試食コーナーも設ける。営業時間は10時~19時。

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