青森県田舎館村に工場を置くソルテック(本社=東京都墨田区)は7月1日、ご当地萌えキャラ「いち姫」のフィギュアやグッズを同村役場で販売開始した。7日には道の駅でも販売となった。
いち姫は、戦国時代末期の津軽地方に実在した千徳於市(せんとくおいち)をモデルに同社がキャラクター化したもの。6月1日の田んぼアート田植えツアー会場で初めて公開した。その後、ネット注文や都内の一部玩具店で販売していたが、県内で常設の販売コーナーは初。青森県限定販売となる「中辻いちこ」(いち姫が現代に転生した姿)を販売するのは現在、この2カ所のみ。
同村役場4階の土産物売店内に、道の駅いなかだて「弥生の里」では物産売り場の一部に、それぞれ「いち姫」グッズコーナーを開設。フィギュア(756円)のほか、のぼり(2,700円)、卓上ミニのぼり(1,620円)、うちわ(216円)、クリアファイル(378円)、ステッカー(194円)、マグネット(大=270円、小=216円)、缶バッジ(大=594円、小=432円)、ストラップ(大=432円、小=378円)、キーホルダー(大=432円、小=378円)を販売している。
いち姫・いちこのフィギュアは、7月12日~9月7日、青森県立美術館で開催される「美少女の美術史」でも展示紹介されることになった。期間中、併設のミュージアムショップでフィギュアのほか限定グッズも販売する。
同社工場長の平井俊之さんは「田舎館村田んぼアートや青森県立美術館などの有名スポットで、いち姫・いちこがたくさんの人に触れてもらえる機会ができて大変うれしい。ネットでも話題になっているようで、全国の皆さんにはこの機会にぜひ、いち姫・いちこのふるさと、青森県や田舎館村を訪れてほしい」と呼び掛ける。