青森・深浦にある日本一の大イチョウ「ビッグイエロー」のライトアップが11月11日、始まった。
樹齢は1000年を超え、31メートルの高さに22メートルもあるという幹の太さを持つイチョウの大木。イチョウの木の中では日本一の大きさを誇り、全樹種の中で全国3位の高さで、幹の太さは1位。2004年には国の天然記念物に指定された。
ライトアップは今年で5年目となる。深浦町観光課の鈴木マグローさんによると、1年目は20数個だった照明は年々少しずつ増やし、今年は47個になったという。「昨年に比べると9個も増やした」と明かす。
11月17日現在、紅葉は7~8割の色付き。鈴木さんは「週末が一番の見頃になるのでは。その後、落葉し始めるが、一面に敷き詰められた黄色の葉のじゅうたんもぜひ見てほしい」と話す。
弘前から写真を撮りに訪れたという30代男性は「見たことがないスケール感で、一本の木の中で黄色と緑色のグラデーションができているのも面白い」と熱心にカメラを向けていた。
点灯時間は16時30分~20時30分。ライトアップは11月30日まで。葉の状況などにより早期終了する場合がある。