「弘前バル街」が7月5日、鍛冶町を中心とした弘前市内で開催される。今回で7回目を迎え、81店舗が参加。西弘地区の店も初めて加わる。
弘前バル街は、5枚つづりのチケットを購入し、チケット1枚で参加各店が用意するピンチョス(おつまみ)と飲み物を楽しむ食べ飲み歩きイベント。弘前バル街実行委員会事務局のレストラン山崎のオーナーシェフ、山崎隆さんは東日本大震災後、縮小ムードにあった中で「少しでも市内を元気になってほしい」と企画。「立ち上げ当初は『バル』という言葉すら知らなかった人が多く賛同者が少なかった。全て手探りで、協力店も一軒一軒お願いに回った」と振り返る。今では市内だけでなく市外からの参加者もあり、知らない参加者同士の交流も増えているという。
「バル街を楽しむポイントは早めにチケットを購入すること」と山崎さん。チケット購入時に手に入る「ひろバルMAP」を見て、店の回り方などを想像することもバル街の楽しみ方とアドバイスする。特別企画として、観光ボランティア団体「路地裏探偵団」と弘前の名店を探すツアーも開催前に予定している。
チケットは前売り3,500円。弘前バル街参加各店、市内観光案内所、ホテルニューキャッスル、ベストウェスタンホテルニューシティ弘前で販売。タクシーの運賃支払いとしてもチケットは利用可。当日使いきれなかったチケットは、7月6日~10日の間であれば協力店での支払いの一部に充てることができる。
問い合わせは同実行委員会事務局(レストラン山崎=TEL 0172-38-5515)まで。