弘前lavish(弘前市鍛冶町)で4月23日、北海道・札幌出身のヒップホップユニット「THA BLUE HERB(以下、TBH)」のライブが行われた。
TBHはメッセージ性の強いリリックやさまざまな音楽を取り入れたサウンドが人気で、弘前でのライブは3度目で8年半ぶり。MCのILL-BOSSTINO(イル・ボスティーノ、以下BOSS)さんが昨年10月にリリースしたソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」を引っさげたライブとなった。
ライブは21時から始まり、弘前を中心に活動する6人のDJらによるパフォーマンスの後にBOSSさんが登場。「HELL-O MY NAME IS…」から始まり、「I PAY BACK」「NOW IS NOT THE TIME」といった新曲を披露し、約2時間にわたって熱唱した。
ライブ中のMCでBOSSさんは「『HIPHOP』は自分のしようとしていることや成し遂げていないことに、札幌は弘前に置き換えて聞いてくれても構わない」と話す。ライブに関しては「桜が咲く時期に弘前へ来たかった」と明かし、今年1月ころの打ち合わせで同日が満開になるだろうと日にちを決めたとも話し、弘前の水木泰輔さんによって実現できたライブと感謝の意を表した。
翌24日には水木さんらと共に弘前公園で満開の桜を楽しんだという。