「CoCo壱番屋 弘前城東店」(弘前市外崎)では毎月5日、同店限定のオリジナルメニュー「りんごコロッケ」と「りんごコロッケカレー」を提供している。
青森県産リンゴを細かく刻み、サツマイモとジャガイモをそれぞれ混ぜ込んだ2種類のコロッケ「りんごコロッケ」。インゲンを刺してヘタを表現。同店店長の對馬奈恵美さんは「青森県らしい一品となっている」と自信を見せる。
2015年1月に閉業した「CoCo壱番屋 青森駅前店」(青森市新町)の店舗限定として提供していた同メニュー。開発にも携わっていたという對馬さんは「青森駅前店が閉店することが決まり、りんごコロッケの提供店がなくなることがもったいないと考え、昨年12月から当店で再開させた」と話す。
現在は同店のみが「りんごコロッケ」を販売。提供は同市が「りんごを食べる日」と定める毎月5日のみ。提供日以外に来店し残念がる人もいるという。「仕込みが大変で、前日から準備する」と吐露する對馬さん。一個一個が手作りで、注文を受けてから揚げる。価格は「りんごコロッケ」=2個入り=239円、テークアウト6個入り=717円)、「りんごコロッケカレー」=700円)。限定20食分。
同チェーン店には地域性のある新レシピを提案できる制度があり、對馬さんは地域限定メニューを考案し続けているという。「津軽の郷土料理『いがめんち』を使ったカレーはぜひ商品化を目指したい」と夢を語る。
営業時間は11時~24時。