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弘前駅前にコワーキングスペース「ホゲホゲ」 移住したSEが開業

コワーキングスペース「ホゲホゲ」を始めた鹿倉秀太社長

コワーキングスペース「ホゲホゲ」を始めた鹿倉秀太社長

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 コワーキングスペース「hogehoge(ホゲホゲ) hirosaki」(弘前市駅前町)が11月4日、弘前駅近くにオープンした。

リラックススペース

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 ウェブデザイン会社「farm in(ファームイン)」のオフィスの一部を活用した同コワーキングスペース。社長の鹿倉秀太さんは「会社の移転に伴い、空いたスペースの活用で考えた事業」と話す。「ホゲホゲ」はプログラミングで、正式な名前が決まるまでのサンプルコードなどで使われるメタ構文変数。

 福岡出身の鹿倉さんは、高校卒業後に大阪へ行き、その後、東京でシステムエンジニアとして働く。2019(平成31)年2月にファームインを東京で起業するが、2021年に妻の実家であった青森県に移住。会社は弘前に登記し、2度の移転をへて、2025年4月に現在の場所に移った。

 ビル3階にあるオフィスの面積は約27坪。スタッフらのパソコンを置いたがフロアに4分の3ほどのスペースがあったことから、コワーキングスペースを考えたという鹿倉さん。「弘前駅近くの立地を生かしたビジネスマンのちょっとした作業時間の利用需要を狙いたい。市場で買った食材などを持ち込んでも構わないので、気軽に使ってほしい」と話す。

 基本料金は、ドロップイン2時間=500円、1日=1,500円。月額会員=1万5,000円、月額固定席(登記料込)3万3,000円。プリンター利用は10枚まで。ウエルカムリンゴを用意するほか、不定期でドリップコーヒーを提供する。18時以降の利用客にはシードル1杯を提供する。

 鹿倉さんは「青森県外出身者という立場だからこそできる県外から来た人の迎え入れや、地元住民とを繋げることなどもできれば」と話す。

 営業時間は月曜~金曜=9時~20時、土曜=10時~17時。日曜・祝日定休。

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