
青森県田舎館(いなかだて)村の田んぼアートが現在、見頃を迎えている。
水田をキャンバスに見立て、稲の色を使い分けて絵を描く田んぼアート。田舎館村では2会場で田んぼアートを展開する。今年の第1会場は、「田舎館村70年のキセキ」と題して歴史をテーマにした題材となった。第2会場は映画「おいしい給食 炎の修学旅行」(10月24日公開)とコラボした。
第1会場は田んぼ2面を使って描き、過去に題材にした作品を再び題材に選んだ。2015(平成27)年の「風と共に去りぬ」と2018(平成30)年の「ローマの休日」は左の1面に、右の1面には田舎館村のイメージキャラクターで、田舎館村にゆかりのある武将の妻「お市」をモデルとしたキャラクター「いち姫」を描く。
第2会場の「おいしい給食」は、舞台が青森県と岩手県だったことから題材に選んだ。主演する市原隼人さん演じる甘利田幸男と、タイトルの題字やせんべい汁、牛乳のほか「完全燃食」という言葉を8色12種の稲を使って描く。
第1会場は7月16日に同村による「見頃宣言」が行われた。第2会場は、第1会場より2週間田植えが遅かったことから来週の「見頃宣言」を予定している。
開場時間は9時~17時(最終入館は16時30分)。入場料は、大人=300円、子ども(小学生)=100円、未就学児無料。10月13日まで。9月28日休館。