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弘前で「アート・食・街並み味わう大人旅」企画 弘大生が考案

ツアーを発案した弘前大学人文社会科学部2年の金子莉歩さん(右)、担当教員の出佳奈子さん(左)。アートツアー企画の着想となった和田礼次郎作「AMBER WINDOW(HIROSAKI)」

ツアーを発案した弘前大学人文社会科学部2年の金子莉歩さん(右)、担当教員の出佳奈子さん(左)。アートツアー企画の着想となった和田礼次郎作「AMBER WINDOW(HIROSAKI)」

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 弘前観光コンベンション(弘前市下白銀町、TEL 0172-35-3131)が6月21・22日、弘前大学の学生が考えた、弘前市などを巡るアートツアー企画「アップルブランデーの向こうの景色 醸成してゆく弘前旅」を行う。

弘前れんが倉庫美術館所蔵作品の和田礼次郎「AMBER WINDOW(HIROSAKI)」

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 コースは、弘前れんが倉庫美術館にある、ガラスパネルにアップルブランデーを閉じ込めた「AMBER WINDOW(HIROSAKI)」を出発点として、昭和時代の建物が残る弘前の街並みを散策し、伝統工芸の下川原焼土人形の絵付け体験、弘前市民会館内でのツアー限定ランチ、アップルブランデーを製造するタグボート(平川市)の工場見学や試飲などを予定する。

 同大人文社会科学部2年の金子莉歩さんによると、「プレミアム世代」と呼ばれる60~75歳をターゲットに想定した旅行商品で、同大の副専攻プログラム「キャリア・デザイン アート・インターンシップ」2024年度後期課程の履修生11人が考案した。

 アップルブランデー越しに弘前の街並みを見たことからツアーのアイデアを思いついたという金子さんは「弘前の街は昔から今に続く中で消えていくものと再出発していくものがあり、景色の移り変わりとお酒が醸成する過程をリンクさせたいと考えた。アート的な思考で視点を変えた街歩きをしてみるのも楽しいのでは」と話す。

 弘前観光コンベンションでは現在、同ツアー参加者を募集している。参加費は1人当たり1万8,000円。定員は各日2組(1組1~4人)まで。

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