
「弘前さくらまつり」が開催される弘前公園(下白銀町1)で4月29日、昭和をテーマにした装いで花見を楽しむ「昭和の観桜会コンテスト」が行われる。
2025年が昭和100年に当たることにちなみ、弘前市などが企画。昭和時代、弘前公園では着物姿や「モダンボーイ」「モダンガール」を意識した盛装で観桜会(花見)に繰り出す文化があったことを踏まえ、コンテストでは参加者が思い思いに着飾って、往時の華やかな花見を再現する。
ファッションのほか、昭和をテーマにした定番の花見弁当や宴席で披露するような津軽三味線や囃子(はやし)、手踊りなどの宴会芸も採点要素になる。
審査員は俳優・演出家の木野花さんらが務める。賞金は、グランプリ=3万円、部門賞(ファッション・料理・パフォーマンス)=各1万円。各賞に該当しない団体にも参加賞として5,000円を贈る。参加対象は5~10人程度のグループ。コンテスト申し込みは4月15日まで。
開催時間は12時~14時30分。コンテスト会場は開催直前の桜の開花状況によって決める。雨天時は弘前市立観光館多目的ホールで行う。