
弘前市公園緑地課(弘前市下白銀町)が3月14日、弘前公園の桜の開花予想を発表した。
1700本のソメイヨシノのほか、アズマニシキやカンザンといった遅咲きのサクラなど52品種が咲く同園。毎年、サクラを管理する同課が、標準木の花芽の状況を確認し、独自の計算式で開花日などを算出している。同課によると、今年の開花予想日は、標準木が4月16日、満開が4月21日。平年より6日早い。昨年は4月14日と予想し的中した。
同園は広さが約49.2万平方メートル(東京ドーム約10個分)あり、ソメイヨシノでも開花状況に微差があり、外堀や園内、東西で1、2日ずれる。同課の発表では、西堀の「桜のトンネル」は開花が4月17日。花吹雪や花いかだの見頃は4月24日~28日としている。
同課「桜守」の橋場真紀子さんは「サクラの開花は、今後の気温の推移で影響を受ける。気象庁の発表では、今後の気温は低く推移するが、3月下旬からは高くなるとしているため、平年より早い予想となった」と話す。次回の開花予想発表は3月21日。
弘前さくらまつりは4月18日~5月5日に開催する。