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弘前に「マヨたこ」移動販売店 鹿児島出身店主が営業

「マヨたこ弘前店」店主の佐々木朋子さん(右)と夫の亨さん(左)

「マヨたこ弘前店」店主の佐々木朋子さん(右)と夫の亨さん(左)

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 「マヨたこ弘前店」(TEL 070-7663-7532)が2月19日、移動販売を始めた。

マヨネーズ入りたこ焼き「マヨたこ」

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 「マヨたこ」はマヨネーズを中に入れたたこ焼きで、大阪堂(鹿児島県阿久根市)が商標を持ち、全国展開する。弘前店は、鹿児島出身の佐々木朋子さんが「鹿児島のソウルフードと呼ばれるマヨたこを青森でも広める」という長年の夢をかなえようと出店した。

 佐々木さんは2001(平成13)年に弘前に移住。弘前出身で夫の亨さんと一緒に亨さんの家業であるリンゴ農園を手伝っていたが、クマの被害や労働力不足のため、夫婦だけで続けられる業種を考えた。当初は常設店を考えていたが、移動販売専用車に一目ぼれ。移動販売営業に決めた。

 準備は1年以上前から始め、鹿児島にある大阪堂本店に出店を直談判しに行ったところ、紹介されたのが「マヨたこ大阪堂南部町店」(三戸郡南部町)だったという。「本店からは、南部町店の許可があればいいということだった。南部町店から許可をもらい、南部町まで通い、作り方を学んだ」と佐々木さん。

 佐々木さんは「マヨたこの魅力は中に入ったマヨネーズがクリームのような食感で、1個食べると2個3個と食べたくなってしまう」と話す。

 メニューは、「マヨたこ」(10個入り=650円)、マヨたこを揚げて衣をつけた「揚げたこ」(4個入り=350円、8個入り=650円)のほか、ミニチュロス(150円)、たいやき(200円)を用意する。

 「イベントや介護施設、直売所などから出店の依頼があり、経営は順調な滑り出し」という佐々木さんは「学生時代から食べていた『マヨたこ』を弘前に広め、車を見たら『マヨたこ』と思ってもらえるようになりたい」と話す。

 出店スケジュールはインスタグラムで知らせる。

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