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青森の大イチョウ「ビッグイエロー」見頃に 黄色の世界にスマホ向ける人

一面黄色の世界にスマホを向ける見物客。幹の太さは22メートル(11月26日撮影)

一面黄色の世界にスマホを向ける見物客。幹の太さは22メートル(11月26日撮影)

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 青森・深浦の国指定天然記念物「北金ケ沢(きたかねがさわ)のイチョウ」が現在、黄葉の見頃を迎えている。

高さ31メートルのビッグイエロー

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 推定樹齢は1000年以上で幹周りが22メートル、高さ約31メートルの同イチョウ。国の天然記念物に指定されたのは2004(平成16)年。通称「ビッグイエロー」で、夜間のライトアップは2012(平成24)年から始め、深浦観光の新しい呼び物となっている。

 現在の色づきは7、8割。今年は例年より1週間以上色づきが遅く、風の弱い日が続いたことから落葉が少なく見頃が長く続いている。ライトアップ点灯時間に近づくにつれ、見物客が増え、幹近くまで足を運び「黄色の世界」にカメラやスマホを向け、息をのむ人の姿もあった。

 深浦町役場観光課によると、大手旅行代理店が今年発表した全国の紅葉ランキングでビッグイエローがランクインするなど、年々注目が高まっており、観光バスツアーのルートになり深浦に宿泊する観光客も増えているという。

 同課の川幡哲志さんは「ライトアップの最終日まで見頃は続く予定。日本一とも呼ばれる『ビッグイエロー』の大きさと迫力を現地で体感してほしい」と話す。

 ライトアップ点灯時間は16時30分~20時20分。入場無料。12月1日まで。

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