弘前の土手町にある信号機2対4基に、現在、撤去を告知する看板が設置されている。
「撤去予定」と書かれた看板が設置されているのは、中三弘前店だった建物と「肉のとみた」跡地の前にそれぞれある信号機。どちらも歩行者横断用で、中三前は手押しボタン式で1980(昭和55)年10月20日から、とみた前は1984(昭和59)年7月27日から、それぞれ稼働している。
青森県警本部交通部交通規制課によると、撤去は「信号機設置の指針」が示す基準に該当しなくなった場合に準備を進めていくという。看板は周辺住民への広報の一環で11月中旬に設置。今後、住民らの声などを聞き、状況を見ながら撤去に向けて調整していく。
同課の職員は「信号機の必要性や需要の変化などがあれば、撤去を見直すこともある」と話す。