青森県大鰐町で3月9日、雪解けが始まった早春の里山を散策するイベント「森の探検隊-里山ウオーキング」が開催された。
温泉街として有名な大鰐町で毎年開催されている。早瀬野・島田地区の同イベントは森の詩人達実行委員会が主催。「環境啓発」「自然体験」「健康づくり」などを目的としている。
参加者は大学生から中高年まで幅広い。弘前大学へ留学している外国人も含め約30人が参加した。
ウオーキングは動植物の専門家のガイドの下、スノーシューを履いて里山を散策。カモシカや野ウサギなど足跡や木に登った熊の痕跡を見つけ、人里と近い場所で野生動物が生活していると解説した。
約90分の散策後には「ひばの国迎賓館」で八戸名物せんべい汁とカレーを食べながら参加者同士が交流。毎年参加している参加者も多く、「イベントに参加することで春を感じている」と話していた。