弘前公園近くに2月24日、「遊べるカフェTriple(トリプル)」(弘前市百石町、TEL 0172-26-6133)がオープンする。
弘前では初となる、ボードゲームを楽しむことができる同カフェ。鳥取出身の神谷雄さんと弘前出身の神谷歩さんが経営し、2人が世界中から集めた約200種のボードゲームを用意する。
東京で行われたボードゲームのイベントで知り合った雄さんと歩さん。昨年11月に結婚し、12月には弘前へ移り住み、同日の開業に至る。雄さんは「青森ではボードゲームがまだ浸透していない。ボードゲームの楽しさを伝えたい」と意欲を見せる。
もともとテレビゲームは好きだった雄さんがボードゲームを始めたのは4年前。友人に誘われて始めたのがきっかけだったという。以来、雄さんはいつか自分の店を持ちたいと考えるようになった。歩さんは「老若男女誰でも楽しめるのがボードゲームの魅力。非日常の世界観に浸ることができ、毎回違ったドラマがあり、ストレス解消にもなる」と笑顔を見せる。
店名の「トリプル」は2人が鳥好きだったこととリンゴのアップル、人気ボードゲーム「カルカソンヌ」に使う駒「ミープル」を文字って名付けた。店舗面積は約20坪。座席数は20席。料金は1時間400円で最大1,200円(土日祝日のみ18時でいったん清算)。後払い制で入場すれば店内のボードゲームはすべて遊べる。
メニューは、コーヒー、カフェオレ、りんごジュースなど(以上、300円)。ホットサンド(単品=450円、ドリンクセット=700円)などの軽食も用意する。ボードゲームの持ち込みにも対応する。
オープン初日の24日は、15時開催のセレモニーからオープン。入場無料とするほか、スープの振る舞いや津軽の当物(あてもの)駄菓子「イモ当て」を無料で提供する(無くなり次第終了)。ゲストにボードゲームアイドル・珠洲ノらめるさんが来店。日本全国ボドゲの旅の一環で、弘前は初となる。
今後について雄さんは「親子で遊べる日やテーマ別でボードゲームを楽しめるイベントなどを行い、弘前にボードゲームが根付いていければ」と笑顔を見せる。
営業時間は、平日=16時~23時、土曜・日曜・祝日=13時~23時。月曜・火曜定休(月曜のみ臨時営業あり)。