弘前文化センター(弘前市下白銀町)で2月16日、「プラネタリウムでぐっすり眠ろう」が開催された。
「かっこいい大人養成講座」の一環で年に一度行っている同イベント。イベント担当者の油川崇さんは「暖かい館内で星を見ながらゆっくりしてほしい。日ごろの疲れを癒やす場になればと思い企画した」と話す。
今回は、みちのく天文同好会の鶴見弥生さんが講師を務め、前半1時間は星座や皆既月食などを解説した。後半の30分は「休む時間」として、ドーム全体に星空を投影。季節ごとの星座の移り変わりを紹介した。
今年で4回目を迎え、リピーターも多くいるという。毛布を持参する参加者の姿もあった。イベント終了後には、熟睡した人には「熟睡証」、最後まで起きていた人には「完徹証」が渡された。
初めて参加し、完徹証を手に入れたという弘前在住の40代女性は「ぐっすり眠らずとも、野鳥の声や虫の音が流れる心地よい空間で、ついウトウトしてしまった」と笑顔を見せる。