弘前市民会館(弘前市下白銀町)で1月7日、成人式「弘前市二十歳の祭典」が行われた。
今年、新成人となるのは1997年4月~1998年3月生まれ。弘前市の発表によると、新成人は1799人。同式典の受付が始まった10時には、同館前で級友たちとの再会を喜び合う姿が多くあった。
会場では葛西憲之市長が「大きな変動の時代にあり、新しい活力となってほしい」と祝辞の言葉を送ったほか、サプライズで恩師計16人によるビデオメッセージが次々と流れると、会場からは感嘆の声が上がった。
来賓のあいさつの中で、クラッカーを鳴らして騒ぐ新成人の姿もあったが、「元気があっていいな」となだめられる場面もあった。
弘前医療福祉大学の大塚晃仰さん、東北女子大学の小山内智恵さん、弘前医療福祉大学の長尾有衣子さんら3人は、新成人の代表として宣誓を務め「大人としての責任や失敗を恐れず最後まで生きぬく」といった決意を語った。
式典後、会場では抽選会や茶会、メモリアルカレンダーの撮影などが企画され、例年通りのにぎわいを見せていた。