スターバックスコーヒー弘前公園前店(弘前市上白銀町、TEL 0172-39-4051)で7月7日、ワークショップ「こぎん刺しwithスターバックス七夕編~こぎんに願いを」が行われた。
1917(大正6)年に建てられた国指定登録有形文化財「旧第八師団長官舎」を活用した同店。店内には、地元の木工メーカー「BUNACO(ブナコ)」の照明や、津軽こぎん刺しをあしらったソファなど、地元の工芸品を取り入れている。
津軽こぎん刺しワークショップの開催は今回で4回目。同店スタッフの岡本祐子さんは「地元民に津軽こぎん刺しを体験する機会が少なくなっているため企画した。こぎん刺しワークショップは月一ペースで開催しており、今回は七夕に合わせて短冊を作った」と話す。
この日は6人が参加。しおりにも使えるサイズの布地にそれぞれ自由に「モドコ模様」を刺しゅうした。
参加した30代女性は「津軽こぎん刺しをやるようになったのは、ワークショップに参加するようになってから。これからも機会があれば続けていきたい」と笑顔を見せる。
仕上げた短冊は願い事などを書いて、同店敷地内にある木に飾った。参加者らは携帯電話やカメラを向けて写真を撮るなどして楽しんでいた。