青森・田舎館村が5月18日、2017年の田んぼアートのテーマ「ヤマタノオロチとスサノオノミコト」の絵柄を発表した。
今年で25回目となる同村の田んぼアート。緻密な絵柄や芸術性の高さから国内のみならず国外からも注目を集めるようになり、過去には「スターウォーズ」や「シン・ゴジラ」「真田丸」などを描いたことがある。
今年のテーマは、第1田んぼアート会場で日本神話の「ヤマタノオロチ伝説」よりスサノオノミコトがヤマタノオロチに立ち向かうシーンを描き、第2田んぼアート会場はおとぎ話より犬と猿とキジを家来にした桃太郎が鬼退治に向かうシーンとなった。
田んぼアートの絵柄は、同村在住で県立養護学校教頭・美術教諭の山本篤さんがイメージ画像を元に作成した。田植えを行う際は、遠近法を使った画像処理を絵柄に施し、展望台から立体的になるように加工する。第1田んぼアート会場の田植えは6月4日に行い、見頃は7月中旬以降になるという。
第2田んぼアート会場の絵柄の発表は6月上旬を予定している。