青森県西目屋村で4月30日から、水陸両用バスを活用した「ニシメヤ・ダムレイクツアー」が始まった。
世界自然遺産「白神山地」の青森県側の入り口にあり、青森県内で最も人口の少ない同村。昨年10月に完成した津軽ダムに伴い新たに生まれたダム湖「津軽白神湖」の活用策として始めた取り組みの一つで、水陸両用バスを使って津軽白神湖を巡る。
青森県内では初の水陸両用バスツアーとなり、同ツアーを運営する津軽白神ツアー(西目屋村田代)の濱中真さんは「エメラルドグリーンの湖と白神山地の大自然を四季折々で楽しめる」と自信を見せる。
ツアーは、物産センター「ビーチにしめや」で受付後、バスに乗車し陸路を15分かけて湖面乗入口まで移動する。水上に「スプラッシュイン」した後は30分遊覧し、再び陸路でビーチにしめやまで戻る。所要時間は約60分。
ゴールデンウイーク中に行った乗客アンケートでは、「絶景を楽しむことができた」「湖に入る瞬間の水面に浮かぶアトラクションが面白い」などの声が寄せられたという。
濱中さんは「水陸両用バスは窓ガラスがないため、なるべく暖かい服装で、濡れてもいい、もしくはレインコートなどをご用意いただければ」と呼び掛ける。
運行時間は、9時、10時30分、12時、13時30分、15時の一日5便。乗車料金は、大人=2,500円、小人(3歳~小学生)=1,500円、幼児(2歳以下)=500円。