弘前市役所隣に2月4日、ハンバーガー専門店「カフェレストランデュボワ」(弘前市上白銀町、TEL0172-88-6812)が移転オープンした。
青森県産牛肉100%にこだわったハンバーガーを提供する同店。県産や国産野菜を使い、注文を受けてからひとつひとつ手作りする。
米国の美術大学を卒業した店主の井上信平さんが、本場で食べたハンバーガーの味を再現したいと2015年8月、東北自動車道・大鰐弘前インターチェンジ近くのログハウスで営業を始めた。井上さんによると、前店舗は客から「遠すぎる」との声があったほか、空調や厨房設備の増設も難しかったため、移転を決意したという。
新店のオープン初日には約80人が来店した。井上さんは「街の中心に新店舗を構えたことで、より多くのお客さまに足を運んでもらえるようになった」と話す。
店舗面積は約20坪。席数はテーブル席20席。外壁に描かれたハンバーガーの看板は井上さんがイラストを担当した。店内はフランス語で木や森を意味する店名の「デュボワ」から木目を基調とし、小さな動物たちのイラストが木目の柄に隠れている。
井上さんは「照明を暗くしたのは、お客さまが一人でも入りやすくするため。落ち着いた雰囲気を出せるように心掛けた」と話す。店内にはプロジェクターを設備し、ギャラリー活用も視野に入れているという。
メニューは、ハンバーガー(960円)、ベーコンモッツァレラバーガー(1,280円)、プレミアムWバーガー(1,680円)、ナポリタン(820円)、フィッシュ&チップス(580円)、ドリンクは、自家製ジンジャーエール(420円)、自家製レモンスカッシュ(420円)などを用意。ハンバーガーは全てポテト付きの値段となっており、ポテト不要の場合は50円引き。
前店舗で好評だったという高さ25センチ以上もある「タワーバーガー」(5,000円)も販売する(要予約)。井上さんは「これからも斬新なメニューを出していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~16時。