弘前のカフェバー「Bombar(ボンバー)」(弘前市土手町)で11月19日、ウインタースポーツの交流会「ウィンター交流会」が行われる。
ウインタースポーツの間口を広げることを目的とした同イベント。企画した店主の奈良隆輝さんは「青森には雪が豊富で魅力的なゲレンデがあるにも関わらず、冬季に雪で遊ばない人が多くもったいない。ウインタースポーツを始めるきっかけになれば」と企画した意図を語る。
奈良さんはPSA(プロスノーボーダーアソシエイション)の資格を持ったこともあるプロライダーで、現在はスノーボード用のハーフパイプ造設やイベント運営なども手掛ける。ニュージーランドやアメリカといった海外のゲレンデに視察経験もあり、「日本ではスキーヤーとスノーボーダーにまだ確執を感じるが、海外だと柔軟に共存している。そんな文化を日本でも作っていきたい」と奈良さん。
当日は奈良さんがゲレンデの危ない場所や、自宅でもできるワックスの掛け方といった「豆知識」講座を開くほか、「ゲレンデにもマナーやルールというものがあるが、教わる機会が少ないため経験者でも知らないことが多い。経験者にはあらためて確認してもらい、これから始める初心者には学んでもらい、誰もが楽しめるゲレンデを作っていきたい」と話す。
講座の後は、東北エリアを中心に活動するスノーボードチーム「bigtime」の9作品目となる「ONEDROP」や、元五輪選手・工藤洸平さんのウェブムービー「K FILMS」の旭川、札幌、新宿でしか上映していない「KANIDOURAKUシリーズ総集編」を上映する。
上映会後は、地元DJによるライブやダンサーのダンスショーなども行われるほか、「ムラサキスポーツ 青森ELM店」「スーパースポーツゼビオ弘前高田店」の協賛品やモヤスキー場と青森スプリング・スキーリゾートのリフト無料券などの抽選会を開催する。
18時30分開場。入場料は、大人=1,000円、中学生以下=500円(以上、抽選券・ワンドリンク付き)。