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弘前学院大生がクラブチームのスポンサー調査 成果ポスター展示も

「ひろさきスポンサーシップリサーチプロジェクト」に参加した大学生たちとブランデュー弘前FCの黒部能史理事長

「ひろさきスポンサーシップリサーチプロジェクト」に参加した大学生たちとブランデュー弘前FCの黒部能史理事長

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 弘前市運動公園(弘前市豊田)球技場前で9月4日、「ひろさきスポンサーシップリサーチプロジェクト」の調査発表が行われる。

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 大学生が「まちづくり」を自主的に促進するため、地域活動を調査し考察する同プロジェクト。昨年は地域のNPO法人を調査したが、今年は弘前の社会人クラブチーム「ブランデュー弘前FC」を支援する企業に対し、スポンサーになることのメリットや関係の実態を調査した。

 弘前学院大学の学生23人が参加し、7社のスポンサー企業を訪問。学生代表の櫻庭怜央さん(3年)は「調査前はほとんど知らなかった地元企業を知るきっかけとなり、社会に対する意識が変わった。地元のいいところを知る機会にもなった」と話す。

 調査結果では、主力製品や特徴といった各企業の紹介のほか、スポンサーになったことでの広告活動の効果などを報告。サポーター向けに行った調査の結果報告もあり、スポンサー企業の関心の高さなどを発表した。櫻庭さんは「スポンサーになった企業は広告的なメリットというより、地域の社会貢献といった面で支援しているケースが多いと感じた」と話す。

 ブランデュー弘前FCの黒部能史理事長は「スポンサーの中には、社内のコミュニケーションツールとしての活用や各企業の特性を生かした支援している企業もある。学生らの活動を通じて、スポンサー企業の独自技術などをあらためて知る機会となり、自分自身が勉強になった」と話す。

 同日はブランデュー弘前FCがホームゲームを行い、会場付近で調査報告の成果ポスターを展示する。調査した学生らが常駐し説明も行う。開催時間は11時~15時。

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