青森県武道館(弘前市豊田)で8月4日、「王道プロレスチャリティー弘前大会」が開催される。主催は弘前「プロレスのチカラ」実行委員会。
レスラーたちの戦う姿を家族で応援した古き良きプロレス文化を弘前に根付かせていこうとの思いから始まった同大会。昨年は曙選手と全日本プロレスの秋山準選手が出場し、会場を沸かせた。
曙選手が昨年立ち上げた新団体「王道」は、故・ジャイアント馬場さんが提唱したファイトスタイルを継承する団体として、4月に後楽園ホール(東京)で旗揚げ戦を行った。「王道」主体の大会は今回で3回目となる。
試合は全6試合を予定する。出場選手は、青森でのリングは23年ぶりとなり、「千の顔を持つ男」「仮面貴族」の異名を持つミル・マスカラス選手を目玉に、青森県出身の船木誠勝選手やケンドー・カシン選手、岩手県出身で「組長」の愛称を持つ藤原善明選手、ジャイアント馬場さんの最後の弟子である太陽ケア選手など。昨年に引き続き、鈴木鼓太郎選手、NOSAWA論外選手も出場する。
実行委員長の三上義春さんは「笑いや真剣勝負のある生のプロレスをぜひ観戦しに来てほしい。特にミル・マスカラス選手は年齢的に見ても、青森だけでなく日本でも見る機会は今後少なくなるはず」と話す。
チケットは、王道特別席=1万5,000円、指定席=1,000円~1万円(全6タイプ)。収益の一部は弘前市に寄付する。
17時30分開場、18時30分試合開始。