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青森・大鰐町の飲食店、ご当地食材を使ったランチ提供-「つつじまつり」に合わせて

大鰐温泉もやし特徴のシャキシャキした歯応えと、ほのかな土の香りが楽しめる手古奈うどん

大鰐温泉もやし特徴のシャキシャキした歯応えと、ほのかな土の香りが楽しめる手古奈うどん

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 青森県大鰐町のレストラン「花りんご」が現在、「つつじまつり」開催期間限定で「大鰐温泉もやし」をはじめとするご当地食材を使った「手古奈(てこな)うどん」を提供している。

茶臼山公園内に設置されている、増田手古奈の詠んだ句の石碑

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 同店は、同町の温泉施設「鰐come(ワニカム)」内で営業しているレストラン。手古奈うどんは、同町の老舗製麺所・藤田製麺所のうどんに、青森シャモロックと大鰐温泉もやしのピリ辛炒めと半熟卵を載せたもの。ほかに、大鰐温泉もやし入りのみそ汁や梅干し入りのおにぎり、自家製おしんことリンゴシャーベットが付いて、価格は980円。

 大鰐温泉もやしは、その名の通り大鰐に湧く温泉の湯を利用して栽培したもやしを指し、江戸時代から350年以上続く歴史を持つ。原料は地域在来種の「小八豆(こはちまめ)」で、一般的な水耕栽培のモヤシと異なり、昔ながらの土栽培となっている。温泉の湯は地熱を高めるために用いられる以外にも、洗浄から仕上げに至るまで全工程で使われている。2012年には地域団体商標として登録されるなど、同町を代表するブランド食材になっている。

 大鰐町出身で弘前市内のホテルに勤務する渋谷敏志さん(38)は「大鰐温泉もやしは、まちの伝統野菜。地元の藤田製麺所の麺とコラボした期間限定の手古奈うどんは、まさに大鰐そのものを味わうようなもの。つつじまつりを訪れた皆さんに、ぜひ足を運んで食べていただければ」と話す。

 メニュー名である手古奈うどんの由来は、同町(旧南津軽郡蔵館村)出身の医師・俳人の増田手古奈(1897~1993)にちなんだもの。手古奈は現代俳句の巨匠・高浜虚子の門下で、多くの秀作を残した。つつじまつり会場の茶臼山公園内には、手古奈の詠んだ句を刻んだ石碑がいくつか設置されている。レストラン「花りんご」の店名も、やはり手古奈の詠んだ句にちなんだものだという。

 花りんごの営業時間は11時~15時。ラーメン・そば・丼物(650~1100円)、カレー・定食・小御膳(820~1200円)などのメニューもそろえる。

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