青森県黒石市内で7月18日~20日、手しごとアート展「こでんてんin天空村2015」が開催される。
1万枚配布したという「こでんてんin天空村2015」のチラシ
全国から37人の手作りアート作家が集まる同展。会場となる「天空村」は、東北自動車道「黒石IC」から八甲田方面に向かった左手に面した山の斜面にある。以前はリンゴ畑だったが、1996年から陶芸や彫刻の創作活動に取り組む作家らが移り住みようになり、窯元やアトリエ、ギャラリーと併設したレストランなどの施設が増えてきた。
会場は5つのエリアに分かれ、約4~5分間隔でシャトルバスを走らせる。「会場内は勾配のある場所なので、なるべく上らなくても大丈夫なように今年もした」と実行委員会の土屋美奈さん。「昨年に比べ協賛企業が約4倍に増え、1万枚用意したチラシも足りないくらいだった」と話す。
入り口付近には飲食会場を設け、同市のB級グルメ「黒石つゆやきそば」や県内の素材を使ったスイーツなどを用意する。隣接するオープンガーデンパセリ畑には約6メートルの流しそうめん台を作る。「バラが見頃となっているので、バラを見ながら流しそうめんを楽しんでほしい」とほほ笑む土屋さん。「リピートしてくれる作家さんが、このイベントのために新作を用意してくれたり、新しい作家さんがいたり、今年も見応えのあるイベントになる」と自信を見せる。
開催時間は10時~17時(20日は16時まで)。入場無料。