弘前のカフェバー「aj」(弘前市百石町)が4月1日、開業5年目を迎えた。
店長・鎌田真志さん。「女性ファンが増えたら困る」とおどけながらピースサイン
「楽しみを手助けする(アシストジョイ)」が店名の由来と話す店長の鎌田真志さん。青森市出身で弘前には27歳の時から住み始め、10年以上がたつという。専門学校を卒業後、パソコンのバイヤーを約15年続けたが、「自分の店を持ちたい」と考えるようになり、2011年4月に独立・開業した。
店内にはバイヤー時代の経験を生かし、自由に使えるパソコンを4台配置。2階には液晶プロジェクターを備えたイベント用個室を設ける。「店舗デザインはカウンターの高さから入り口の雰囲気までこだわった」と鎌田さん。「こだわりはじめると、とことんこだわってしまう」と笑う。
メニューは、開業当初から続いているものはほとんどなく、飽きられないように新しいメニューを常に考え続けているという。魚料理も考えたが、「魚の世界はあまりにも奥が深いため断念した」とも。野球好きで、昨年読んだ小説の影響でカープファンに転身したという鎌田さんは「にわかファンなので大きな声では言えない」とほほえむ。
現在、「めんたいこマヨきゅうり」「自家製ピクルス」「玉ねぎのロースト」など390円均一の感謝メニューを提供している。通常メニューは青森県産にんにくを使った「アヒージョ」(880円~)、店先のドラム缶で作る自家製スモークベーコン(900円)など。ドリンクメニューは、カクテル各種(700円~)、モクテル各種(700円~)をそろえる。
鎌田さんは4年間を振り返り、「さまざまな仕事を経験してきたが、この店での仕事は楽しいことが大きい」と笑顔を見せる。
営業時間は18時~24時。