「シェアジョブ 農家さん相談 弘前支店」(弘前市城東北3、TEL 0172-88-9150)で現在、雪かきマッチングサービス利用者数が昨年に比べ2倍以上になっている。
農家と働き手のマッチングサービス事業を展開する同店。青森県と弘前市の誘致企業「エントリー」(東京都新宿区)の支店として2022年に開業した。同店「雪かき・雪おろし」担当スタッフの木村大介さんによると、開業当初から行っている雪かきマッチングサービスは年々需要が増加傾向で、今年の利用者数は観測史上最深積雪となった昨年を上回るペースで増えているという。
同店のマッチングサービスは、利用者が場所と時間を指定して仕事の依頼をサイトに登録する。店では依頼内容を登録している働き手に案内し、条件が合えば働き手が指定された場所に行き作業を行う。木村さんは「津軽エリアには現在、約4000人の登録者がいるが、主に農業の働き手。雪かきのマッチングには苦労している」と話す。
弘前市富田でアパート経営をする男性は同サービス利用者の一人。アパートの駐車場の排雪には、3日に一度あるという1時間の流雪溝稼働時間に合わせる必要があるため、苦慮していたという。同男性は「以前は業者に頼んでいたが、出動できるタイミングなど条件が合わなかった。今年は雪が多く、流雪溝の稼働時間に毎回依頼しないと除雪が追いつかない」と話す。
1月29日16時に依頼を受けてマッチングした働き手2人は、同男性のアパートの排雪を手伝った。同男性が小型ブルドーザーで運んだ雪を2人が流雪溝に投げ入れた。木村さんは「利用者のほとんどが高齢者。働き手の登録者が一人でも増え、雪かきの問題解決の一助になれば」と話す。