
ダンスとパフォーマンスの融合イベント「SHIROFES.2025」が6月27日~29日、弘前公園市民広場(弘前市下白銀町)で開催される。
開催10周年を迎える同イベントは今年、13種類のダンスバトルコンテンツと国際的なコンペティションのほか、世界トップクラスのダンサーによるパフォーマンスや子ども向けアトラクションなどを用意する。主催は一般社団法人「Performing Arts Community」(弘前市山道町)。
同イベントは2016(平成28)年の開始以来、「スポーツ文化ツーリズムアワード2021」や「ふるさとイベント大賞」、「地域再生大賞」などの受賞歴があり、コロナ禍ではオンラインや無観客形式で継続。オンラインにしたことで世界的にも注目を集めるようになり、昨年は約5万人の来場者と1200人を超える出場者があった。
市民広場に設置する「フォレストステージ」と「ミュージックヴィレッジ」の屋外ステージは観覧無料でりんご娘やライスボールといった地元アーティストのパフォーマンス披露や津軽三味線やねぷた囃子(ばやし)などの演奏がある。バルーン遊具やフォトブースを設置するほか、飲食やアパレル・雑貨などの出店が約20店ある。
弘前市民会館は有料エリア(観覧チケット=3,600円)となり、3つのダンスステージでバトルコンテンツを開催する。「SHIROFES.」のオーガナイザーを務める岩渕伸雄さんによると、今年は1400人の出場するダンサーが国内だけでなく13カ国から集まるという。
岩渕さんは「10周年となった今年は開催規模が最大。地元ダンサーの参加が例年より多く、世界的な大会で活躍できる場になれば」と話す。
開催時間は、6月27日=17時~20時30分、28日・29日=9時30分~20時30分。