講演会「教育の未来が問いかけていること」が3月29日、青森県武道館（弘前市豊田2）で開催される。

講演する木村大輔さん

　当日講師として登壇する弘前出身の木村大輔さんは、一般社団法人「グローバル教育推進プロジェクト（GiFT）」（東京都港区）の理事で、オックスフォード大学外交政策修士課程、オーストラリア国立大学公共政策大学院を修了した。コンサルタントとして開発援助プロジェクト企画、海外市場調査などに携わり、国連教育科学文化機関（ユネスコ）のアジア太平洋地域の教育委員も務めている。

　講演会を主催する「αvenir（アベニール）」は、次世代の教育を考える弘前の市民団体。同団体共同代表の草刈奈々さんは「木村さんの話には新しい発見が多くあり、これからの教育を一緒に考えるような機会になれば」と話す。

　地元弘前での木村さんの講演は、コロナ禍でオンラインでの開催はあったが、リアル開催は2019（平成31）年以来6年ぶり。講演会では、ワークショップやグループワークなどの参加できる内容を盛り込むという。

　草刈さんは「世界の教育現場を見てきた木村さんからの話は、現状を知る上で有意義な内容になる。教育関係者だけでなく、子どもの保護者やこれから教育者になろうとしている人も足を運んでほしい」と呼びかける。

　開催時間は18時～20時。参加費は、一般＝1,000円、高校生以下無料。申し込みはグーグルフォームで受け付ける。