弘前駅前のショッピングモール「ヒロロ」(弘前市駅前町)で2月22日、ファッションショー「ヒロコレ~ひろさきコレクション~」が行われた。
550人以上あったという来場者はカメラなどでモデルを撮影し、ファッションチェックを行う様子もあった
今年で6回目となる同イベント。この日は、市内を中心に15店舗から58もコーディネートが紹介され、30分ずつ2回にわたり行われたショーには550人以上の観客が詰めかけた。会場内にはショーモデルが着用した衣装などを実際に購入できる限定ショップも設営。多くの見物客が商品を手に取る姿が見られた。
親子で観覧した成田知恵美さんは「ファッションに興味があり見に来た。男性モデルのファッションが特にすてきだった」と話し、9歳の娘の美羽ちゃんは「風船を持ったモデルさんがかわいかった」と目を輝かせていた。
「ファッションによる地域活性化」を目的とした同イベントでは、ショーの演出から出演モデルまで「弘前の人」にこだわったという。出演モデルの中には実際の顧客にお願いしているケースもあると話すのは、主催したファッション甲子園実行委員会の高橋直美さん。初開催時より規模は拡大し、出展するショップの個性も多彩になったことで、「地域のアパレルショップと交流し、より楽しみながら自分のお気に入りファッションに出会える機会になったのでは」と手応えを感じていた。