青森県内にある「ドン・キホーテ」3店舗で現在、津軽の方言をデザインしたTシャツが販売されている。
「がっふぇ」「せばだばまいねびょん」などの津軽弁をデザインした同Tシャツ。方言が描かれたTシャツの販売はドン・キホーテとしては津軽弁だけで、2019年から販売を始め、毎年新しい言葉を追加したり変更したりしている。
青森エリアのアパレル担当者によると、「津軽弁Tシャツ」は青森を盛り上げたいという思いから始めた企画という。「当初は『青森最強』といったTシャツを考えたが、方言を使ったTシャツを作ろうというアイデアを採用した。弘前店(弘前市高田)、五所川原店(五所川原市唐笠柳藤巻)、青森観光通り店(青森市浜)の3店舗の地元従業員から意見を聞きながら方言を決めた」と同担当者。
今年3店のみで販売している津軽弁Tシャツは「はんかくせ」「がっふぇ」「はらちぇ」「せばだばまいねびょん」「んだんだ」「もつけ」「わいはぁ」「津軽最強」の8種類。売り場では立ち止まった客から「面白い」「欲しい」といった反応があり、津軽弁についてその場で語る人もいたという。
同担当者は「青森県着用率100%を目指し、地元で着るだけでなく、お土産などにも買ってもらえるよう他県へ津軽弁を広めていきたい。来年も新しい津軽弁Tシャツを作る」と意欲を見せる。
価格は1,419円。弘前店、五所川原店、青森観光通り店で販売する。