弘前市内19店の菓子店で4月20日、「桜ミク『まんじ札』de弘前菓子めぐり」のキャンペーンが始まった。
弘前市と函館市の連携事業「ひろはこ春の観光キャンペーン」の一環。参加には、初音ミクの派生キャラクター「桜ミク」がデザインされた「まんじ札」を貼れるコレクション用手帳「御菓子めぐり 桜ミクまんじ札手帖(ちょう)」が必要。「桜ミク」デザインのまんじ札は期間中、「まんじ札手帖」に掲載する和菓子店19店で販売する。
「まんじ札」の起源は今から約40年前、弘前市内の商店や施設が宣伝のために始めた企画で、「千社札(せんじゃふだ)」をまねたシール。大きさは横5センチ、縦15センチで、店名や施設名が印刷されている。今回の企画では、桜を背景にした桜ミクのイラストと弘前公園に咲く桜の品種が印刷されている。
弘前観光コンベンション協会の白戸大吾さんは「桜ミクと弘前のコラボは今年で5年目。今までのイラストを振り返りつつ、弘前の新たなPRにつながればと企画した」と話す。弘前菓子組合と連携して弘前公園周辺の菓子店を選んだという。
弘前市と函館市では4月20日から、スタンプラリー「推し旅マップ2023」やウェブARで桜ミクの写真が撮れる企画を行うほか、テーマソング「季節の頬とワンダーランド」を公開している。
価格は、「まんじ札」1枚=100円。「御菓子めぐり 桜ミクまんじ札手帖」1冊=800円。5月31日まで。