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弘前の画廊「ゆうれい展」 夏の恒例企画、初展示作品も

幽霊画を展示する「ギャラリー森山」館内の様子

幽霊画を展示する「ギャラリー森山」館内の様子

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 画廊「ギャラリー森山」(弘前市樹木、TEL 0172-35-6787)で現在、「ゆうれい展」が開催されている。

「渡邊金三郎断首図」

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 弘前と黒石地域を中心に約10カ寺から借用した幽霊画約80点を展する。同ギャラリーの恒例企画で、約35年前に正伝寺で「お化けを守る会」が開いていた幽霊画の御供養会が起源という。

 展示する幽霊画は、かつて「テレビ生放送で閉じているはずの右目が開いた」と話題を集めたことで知られる「渡邊金三郎断首図」、川村麗巴(れいは)さんの描く幽霊画など毎年恒例の作品。座敷の床の間に飾る幽霊画は初展示となる。館長の森山豊さんは「東京・神保町の画商から今年届いた作品で、作者や制作年代など詳細は一切分からないものの、世知辛い世の中を嘆いているような表情は今の社会情勢にぴったりではないか」と話す。

 かやぶき屋根の古民家を改装した同ギャラリーでは現在、館内のところどころに盆灯籠をつるし、入り口には中国の古典に登場する疫病よけの神「鍾馗(しょうき)」や「アマビエ」の風鈴を設置する。

 森山さんは「お香を焚き、幽霊の効果音で館内を演出している。2階にも展示しており、8月20日は幽霊画に見守られながら落語家から怪談を聞くイベントも企画している。まだまだ続く暑い津軽の夏、五感で涼を感じにきてほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~18時。御供養料(入館料)は、大人=500円、子ども=300円。8月19日まで。

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