弘前駅近くの食品市場「虹のマート」(弘前市駅前町)に生花店「ヒロサキフラワースタンド」がオープンして1カ月がたった。
テークアウト用のカップに切り花を入れた「ヒロスタブレンドブーケ」
「日々のお花を、コーヒーを買うような手軽さで。」をキャッチコピーに2月14日にオープンした同店。20年以上営業した「相馬生花店」が昨年11月に廃業したため、虹のマートを運営する「生き活き市場」が直営で始めた。
店主の浜田大豊さんは「ギフトだけではなく、自分用や花を飾ることを身近にしてもらうため、1本から購入できるようにした。通勤や通学、買い物のついでに気軽に購入できるような花店を目指す」と話す。
常時20~30種の生花や花鉢などを用意し、1本=150円から販売する。花は全国の市場から仕入れ、インスタグラムでラインアップを紹介する。ホワイトデーに向けて販売する「ヒロスタブレンドブーケ」(1,200円)は、テークアウト用カップに切り花を入れたブーケ。「持ち帰りに便利で、カップに入れたまま飾れる」と浜田さん。
オープンから1カ月がたち、花を目当てに20代や学生が同市場に足を運ぶ流れが生まれつつあるという。「年配のリピーターが多い当市場では新しい集客。食料品の買い物ついではもちろん、花が目的でそのついでに市場内を回るといった相乗効果を生まれるようなサービスを展開していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は8時~18時。日曜定休。