弘前でカクテルイベント-若手バーテンダーたちが10の映画をテーマに

約250人の来場者があった「カクテルパーティ:ザ・レッドカーペット」

約250人の来場者があった「カクテルパーティ:ザ・レッドカーペット」

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 弘前パークホテル(弘前市土手町)で11月16日、若手バーテンダーたちによるイベント「カクテルパーティ」が開催された。主催はザ・レッドカーペット実行委員会。

「アナと雪の女王」の衣装で参加した阿部彩乃さんと純弓さん。同映画をイメージした青いカクテル

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 国指定重要文化財の旧弘前偕行社(御幸町)で昨年まで開催されていた「りんごカクテルパーティ」が、同館の復元修理のため、利用できなくなったことをきっかけに今年は行われなくなった。「カクテルのイベントを今年も開催しよう」と同市の若手バーテンダー10人が同実行委員会を立ち上げ企画。同日は約250人の来場者が集まり、映画をテーマにした10種のオリジナルカクテルを楽しんだ。

 映画「アナと雪の女王」の衣装で参加した阿部彩乃さんと純弓さん。姉の彩乃さんは青森市から参加し、「弘前にはおしゃれなイベントがあってうらやましい」と話す。「Garcom de Bar」の新沼大地さんが提供する同映画をテーマにしたカクテルを壇上で飲むなどして会場を沸かせた。

 同イベントではさまざまな企画を開催。来場者から投票で順位を決める「カクテルコンテスト」では、「Bar Ga-Gaah」の小林広幸さんが1位となった。オリジナルカクテルは映画「SAYURI」をイメージした日本酒ベースのカクテル。小林さんは「受賞した時は驚いたが、素直にうれしかった」と話す。

 「BAR WASABI」の相馬浩樹さんは、平均年齢約31歳という若さの同実行委員会をまとめ、同イベントを仕切った。「反省点は多くあったが、弘前のカクテル文化の向上に少しでも寄与できれば」と相馬さん。「参加費5,000円が高いという声もあったが、それ以上の価値があるイベントに私たちが今後していくべき」と意欲を見せる。

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