青森で無人販売を行っているリンゴ店(=アップルストア)が現在、「Apple 仙台一番町」店(宮城県仙台市)の閉店発表を受けネット上で話題となっている。
アップル社が直営する国内6番目のアップルストアとしてオープンした「仙台一番町」店。1月7日にアップル社は1月25日で仙台一番店を閉店すると発表した。「札幌」店は2016年2月に一時閉店しており、北日本や東北エリアにアップルストアがなくなったことになる。
ネット上では、青森の津軽エリアを中心にある無人のリンゴ販売所を紹介し、「まだ青森にapple storeがある」「仙台閉店のアップルストア、青森に移転か」「青森にアップルストアいっぱいあるよ」「青森には本物のアップルストアがあるから」(以上、原文ママ)といった投稿が相次いでいる。
無人のリンゴ販売所は収穫時期にリンゴ農園近くに設置されることが多く、2~3個100円といった相場で販売されている。岩木地区で無人販売所を設置している50代男性は「津軽エリアには100軒近くあるのでは。農家が出荷ではじいた訳ありリンゴを販売することが多く、観光客などが珍しがり買っていく」と話す。
弘前大学付近で無人リンゴ販売所を設置している60代男性は「家庭用で小さく畑をやっているが残してしまうともったいないので、2年前から始めた。普段食べているリンゴと味が違うと喜ばれることもあるが、盗難などがあり、続けるのは大変」と話す。