弘前で農業に取り組む女性たちが8月9日、農家の実情を知ってもらおうと「農ガール de 会わ night」を開催する。主催は「農ガールサミット」。
「私たちだってトキメキが欲しい」と、りんご園地で戯れる農ガール
実家の農業後継者不足に悩む「農ガール」たちが婚活を兼ねて企画する同イベント。きっかけは「農家の婚活イベントって、男性目線だよね」という農ガール同士の世間話から。
同代表の坂本司子さんは「私たちは職場がたまたま畑だったというだけ。農家の後継ぎというと男性と見られがちだが、女性の後継ぎも多いという現状を知ってもらいたい」と話す。
参加する農ガールはいずれも弘前近郊に住む20~30代の女性7人で、リンゴ農家が中心。「畑と家の往復で出会いがない。私たちだってときめく日があってもいいじゃない」と坂本さん。それぞれのプロフィルはフェイスブックページで順次公開していく予定。
全国の独身男性が対象。当日はりんご公園(弘前市清水)内に5月オープンしたばかりのシードル工房「Kimori(キモリ)」で、りんごジュース飲み比べや農ガールが自ら栽培した野菜を使った料理のふるまいなどを行う。
応募は7月31日まで。同団体は園地見学・料理教室・BBQなどを今後は企画している。詳細はフェイスブックページで確認できる。