青森・田舎館村が4月26日、2016年の田んぼアートのテーマを「真田丸より 石田三成と真田昌幸」と「シン・ゴジラ」と発表した。
同村の田んぼアートは、緻密に描かれた絵やその芸術性の高さから海外からも評価されるほど注目度が高く、昨年は「風と共に去りぬ」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」と、新旧の映画をテーマにし話題となった。過去には「ウルトラマン」や「サザエさん」「マジンガーZ」などをテーマにしたこともある。
今年のテーマは、「真田丸より 石田三成と真田昌幸」(第1田んぼアート会場)と、7月29日に公開を予定している東宝映画「シン・ゴジラ」(同第2会場)と発表。「真田丸」は、NHK大河ドラマとして放送中のドラマの中で山本耕史さん演じる石田三成と草刈正雄さん演じる真田昌幸を描くという。
「シン・ゴジラ」は東宝が12年ぶりに製作するゴジラシリーズの最新作で、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の生みの親・庵野秀明さんが総監督を務め、長谷川博己さん、竹野内豊さん、石原さとみさんらが出演する。
どちらも実際に描かれる図柄は公開されず、テーマのみの発表となった。担当者は「どちらも田植えをするまでは公開が難しい」と話す。
今後、第1田んぼアート会場は5月29日に田植え体験が行われ、同第2会場は6月18日のオープンに向けて田植えが行われるという。田んぼアートの見頃は7月中旬から8月中旬を予定している。