弘前公園(弘前市下白銀町)で9月22日、コスプレイベント「第5回青森ルミナージュイベント」が開催された。主催はニュープランニング(神奈川県横浜市)。
県内外から集まった約150人が参加した同イベント。アニメ、漫画、ゲームの登場キャラクターに扮(ふん)したコスプレイヤーたちが同公園内を自由に散策し、イメージに合った場所で撮影などを行った。代表の小原葉月さんは「弘前公園を使ったコスプレイベントは過去に例がないのでは」と話す。
同社ルミナージュ事業部は全国でコスプレイベントの企画を行っている。小原さんは「弘前公園はお城だけでなく、和橋や城門といったコスプレイヤーたちには魅力的な撮影スポットがたくさんあり、県内外の参加者たちから非常に好評」と話す。
東京・秋葉原から参加したコスプレイヤーのササキチさんは「お城の間近で撮影できる場所は全国でも少ない。弘前公園以外にも洋館や教会といった古い建物が弘前にあると聞いたので、また訪れたい」と話していた。
この日は、弘前城の「曳屋ウィーク」に合わせ、コスプレイヤーたちも曳家に参加。見物客からカメラを向けられたり撮影を依頼されたりする一幕もあった。
11月7日・8日は藤田記念庭園(弘前市上白銀町)でもコスプレイベントが開かれる。