弘前公園(弘前市下白銀町)で2月18日、サクラの剪定(せんてい)作業が始まった。
「桜守」と呼ばれる樹木医が管理し52種類2600本が植わる同園のサクラを今年は30人以上の作業員が1カ月かけて剪定する。
剪定は「弘前方式」と呼ばれ、同じバラ科の植物であるリンゴの剪定技術が応用されている。2023年から5カ年計画で進めている「令和の剪定」は、サクラの樹高を下げて花をより花見客に近いところに咲かせることが狙いで、今年で4年目となる。
桜守の橋場真紀子さんによると、園内では大雪による倒木や枝折れの被害はあったが、どちらもバックヤードにある関山2本とソメイヨシノ1本で、花見客から見ることができないサクラという。
橋場さんは「2本のソメイヨシノの枝が重なって描くスポット『桜のハート』にも枝折れの雪害はあったが、雪の重みで折れるような枝はもともと弱っているので、剪定する枝になることが多い。今年も『桜のハート』や弘前公園の春を楽しんでもらえるように作業を進めていきたい」と話す。
剪定した枝は3月18日・19日、同公園の追手門前で各日250人に無料配布する(1人につき3~5本)。配布は2月27日までに往復はがきによる事前申し込みが必要。申込多数の場合は抽選。