スノーアート「冬の田んぼアート」が1月23日、道の駅いなかだて「弥生の里」(田舎館村高樋)で始まった。
新雪を踏み固めて足跡で模様を描くスノーアート。田舎館(いなかだて)村では夏に田んぼアートを行い、冬にスノーアートを行う、「アートの二毛作」に取り組んでいる。今年は、スノーアーティストとして活動する英国人サイモン・ベックさんを9年ぶりに招いた。
サイモンさんは同村がスノーアートを始めるきっかけになった人物。サイモンさんの活動をネットで偶然見つけたことで2016(平成28)年と2017(平成29)年にスノーアートが実現した。その後は、サイモンさんからスノーアートの技術を得た地元集団「It's OK.(イッツオーケー)」が担当し、今年はサイモンさんと同集団の師弟コラボ作品となる。
今年のテーマはなく、サイモンさんの指示通りにスノーアートを作成した。縦70メートル、横160メートルの広さの会場からはみ出す大きさの2つの円を描き、足跡の陰影(シェード)で幾何学模様を作り込んだ。同日10時から制作は始まり、16時ころには完成。サイモンさんは5万歩、参加した7人の「イッツオーケー」メンバーも2万歩近く歩いた。
会場では飲食・物販コーナーを設置し、キッチンカー出店も行う。スノーラフト体験やスノードームづくりワークショップなどを行うほか、「スノーアート散策ツアー」と題し、スノーアートの上を歩く散策企画を行う。青森県津軽地域観光情報サイト「Time Trip TSUGARU」で予約を受け付ける。参加費は2,000円。
サイモンさんは17時から行われたオープニングセレモニー後もスノーアート作成を継続。「イッツオーケー」代表の田澤謙吾さんは「サイモンさんの作品を見るまたとない機会。展望台から見るメンテナンスの過程やライトアップによる光と影を見に来てほしい」と話す。
開催時間は10時~20時(最終入館は19時45分)。弥生の里展望所の入館料は、大人=300円、小学生=100円、未就学児無料。1月25日まで。