弘前大学生発案のイベント「低身長女子たちの秘密のクリスマス会~ズボンの丈が長いのです泣~」が12月21日、開催される。
身長150センチ未満の10代~20代女性を参加条件とし、低身長同士で悩みを話し合ったり、自分の着たい洋服を描いたりする同イベント。主催・企画は弘前大学1年生の當間愛子(とうまあこ)さん。「NextCommonsLab(ネクストコモンズラボ)弘前」が取り組むチャレンジプログラム「わ!」に参加し、イベントを考えた。
當間さんは沖縄出身。農作物の流通や輸出を勉強したいと今年4月に弘前大学へ進学。弘前で何か新しいことに挑戦しようと「わ!」に参加した。受講した講座の中で、コンプレックスであった低身長を逆手にとった企画を発案。「マイナスだと思っていたことを、自分にしかない強みとして捉える新しい価値観を得ることができた」と當間さん。
「わ!」は大学生向けの実践プログラムで、ネクストコモンズラボ弘前が今年初めて主催。9月から始め、8人の大学生が5カ月間の講座を受け、それぞれプロジェクトを立ち上げて活動を始める。「わ!」は津軽弁で「わたし」を意味する。
當間さん自身、身長が150センチ未満。電車の吊り革に手が届かないなどの悩みがある。當間さんは「低身長同士だからこそ分かり合える悩みを共有し、仕方ないで済ませてしまう現状の解決策の模索や前向きになれるようなイベントにしたい」と話す。
開催時間は15時~17時。参加費800円。参加は専用のグーグルフォームで受け付ける。応募締め切りは12月17日まで。