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弘前の社会人野球・弘前アレッズに総務大臣賞 地域活動が評価

7月14日に東京ドームで受賞した久保良太部長(左)と今関勝監督(右)

7月14日に東京ドームで受賞した久保良太部長(左)と今関勝監督(右)

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 弘前パークホテル(弘前市土手町)で8月24日、社会人野球チーム「弘前アレッズ」が「地域の元気 総務大臣賞」の受賞祝賀会を行った。

祝賀会であいさつをする代表選手たち

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 弘前アレッズは2012年に結成された社会人硬式野球のクラブチーム。弘前周辺の企業・団体で働きながら野球を続ける20人以上の選手が所属する。同賞はボランティア活動などの地域活性化に貢献したチームに贈り、クラブチームでは初の受賞となった。

 受賞の発表は7月10日に行われ、表彰式は7月14日に東京ドーム(東京都文京区)で開催された第88回都市対抗野球大会開会式内で行われた。選考理由は、子ども向けの野球教室やリンゴ農家の収穫手伝い、高齢者宅の雪かきなどの地域活動「A-Field活動」のほか、大学生らと連携した試合のネット中継による普及活動を評価したという。

 祝賀会では監督の今関勝さんが「野球以外の活動で日本一を取ったつもりでいる。今年の大会はすでに敗退してしまったが、必ず野球でも日本一を取る」と意気込みを語り、「野球人口の拡大だけでなく、弘前からプロ野球選手を輩出することを目標に、野球をツールとした人材育成に今後も力を入れていきたい」とコメント。

 部長の久保良太さんは「全国349のクラブチームの中から総務大臣賞を受賞したことは光栄で、最高にうれしかった。野球以外の活動に対し積極的に参加した選手たちがいたからこその受賞であり、多くの方々からご指導ご協力を頂いた結果。今後も創部当初から掲げていた『全国のクラブチームのモデルとなる』よう精進していきたい」と話す。

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