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弘前学院大学で文化財一般公開 さくらまつりに合わせ

ボランティアスタッフとして参加する弘前学院大学の学生たち

ボランティアスタッフとして参加する弘前学院大学の学生たち

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 弘前学院大学(弘前市稔町、TEL 0172-34-5211)で4月29日~5月2日、国指定重要文化財などの文化財一般公開を行う。

国指定重要文化財「弘前学院外人宣教師館」

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 弘前さくらまつりに合わせて企画した同イベント。同大学の「弘前学院外人宣教師館」や、100年以上前に作られたというステンドグラスやパイプオルガンなどを一般公開する。

 ゴールデンウイーク中の一般公開は今回が初めて。同大学敷地内の駐車場を無料開放し、さくらまつり会場である弘前公園周辺の渋滞緩和や、大鰐線の利用者増などの効果を狙う。

 明治時代の洋館の特徴を持つ宣教師館は1906(明治39)年に完成。東北地方でも優れた建物の一つとして、1978(昭和53)年に国指定重要文化財に登録されている。期間中は解説パネルを設置したり大学生らがガイドツアーを行ったりするほか、市内の社会福祉施設と合同で29日・30日にはワッフル、コーヒーなどの軽食を販売する。

 同大学准教授の生島美和さんは「50人以上の学生がスタッフとして手を挙げている。地元出身者の多い学生たちが積極的に参加し、当校ができる地元貢献につなげたい」と話す。

 ガイドを務める同大学4年生の奈良章央さんは「よい経験になると考えて手を挙げた。外国人宣教師館といった価値ある建物が残っているにも関わらずまだ認知が低いので、少しでも発信できれば」と意欲を見せる。

 駐車場の無料開放日時は4月29日・30日、5月3日~7日の8時30分~21時。

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