弘前経済新聞

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弘前にテークアウト焼きとん専門店「いろとん」 鳥から豚に業種変更

入口は看板でふさぎ、窓を改装したテークアウト専門店「いろとん」。

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 「焼きとん」のテークアウト専門店「いろとん」(弘前市外崎、TEL 070-1148-3894)が5月8日、オープンした。

4本の串が入った「いろとん弁当」

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 4月3日まで営業していた焼き鳥酒場「いろどり」(城東中央)が業種変更と移転し、再オープンした。焼き鳥から焼きとんに変更した理由について、店主の千葉悠也さんは「特色を出したく、弘前エリアでは珍しいテークアウトの焼きとん専門店にした」と話す。

 千葉さんは「小山せんべい」(大浦町)で手焼きせんべいの職人として働いていた経験があり、火を使った職歴を生かして焼き鳥店を2016(平成28)年に立ち上げた。当初は持ち帰りのみだったが、イートインの要望が多かったことから2019年10月に「いろどり」をオープン。ほどなくして新型コロナウイルスの影響を受け、テークアウトもしながら営業を続けていたが、収束を待ちながら営業するよりは新しいことに挑戦してみようと考え方を切り替えたという。

 テークアウト専門店としてテナントを探していたところ、小山せんべいの店舗跡地を紹介された。「今回も小山せんべいの社長にお世話になった」と感謝する千葉さん。外観を黒に塗り直し、窓をテークアウトの受け渡し場として改装した。

 メニューは、いろとん弁当、たんカルビ弁当(以上650円)、ホルモン弁当(600円)。串メニューはホルモン、さがり、たんカルビ、パイプ、こぶくろ(以上120円)など。豚肉は「和豚もちぶた」を使い、弁当のご飯にはブランド米「青天の霹靂(へきれき)」を使用する。「注文を受けてから焼くため、10分~15分ほどの時間がかかる。事前に電話かDMで注文いただければ」と千葉さん。

 オープンに当たっては多店舗展開できるような仕組み作りを考えていたが、5月3日から始まったプレオープンでは、機材トラブルやオペレーションに不備があるなど、修正点が多かったという。千葉さんは「課題はあったが改善し、コロナ禍でも2店舗、3店舗と営業店を増やしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時~14時、16時~20時。

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